頭の疲れと腕の関係

頭を長時間使い続け、疲労が蓄積し、元の状態にリセット出来なくなっている人を、多く見かけます。

目が痛む、肩が凝った、首が回らない、頭痛がするなど、症状の訴えはその疲労度によって異なります。

 

頭が疲れると誰もが経験するように、物事が入っていかず記憶も出来ないとか、新しい発想やアイデアが浮かんでこないなど、活動が停滞ぎみになり気持ちも奮い立ちません。受験や資格試験に臨んでいる方々、ライターさんなど仕事で毎日机に向かっている人にとっては、深刻な悩みでしょう。

 

頭を使いすぎると「腕」が疲れ、筋肉や肘が硬く緊張してきます。

ジムでのトレーニングのせいではありません。

「腕が疲れてくると、頭もスタックしてしまいます」

腕が疲れると発想の展開も鈍くなり、頭の切り替えも難しくなってきます。

 

肩を揉んだり、首を回したり、肩甲骨・上半身のストレッチなども有効ですが、まず手首や指・腕全体を弛めることに努めてください。

 

それには両手首をしっかりと振って関節を弛め、親指をゆっくり引っ張り、一呼吸置きます。そして前腕の筋肉をタオルを絞るように弾いてみます。力を使って、力んでやるものではありません。

もし肘のくぼみに痛みがあれば、肘を動かし回しながら、ゆっくりと痛みが消えるまで押さえてみましょう。最後に両肩を上にあげてから前後にストンと脱力して何度か下に落とします。必ず指先の力を抜いて行ないます。

 

腕を弛めると頭がクリアーに復活してきます。是非、お試しあれ……。