自分を守る技術

自分を苦しめたり、追い詰めていくような「想像や考え」が途切れなく浮かび、真面目な性格さ故、更に自分を追い込んでしまう人がいます。

無意識のうちに繰り返してしまう、その人の資質の癖があり、自身に気付いていない人が多くいます。

 

必要以上の過敏な不安や恐れが浮かんで来ない「こころ」と「からだ」をゆっくり育てていけば良いのですが、それまでにどの様に「情動」と取り組んでいけばいいのか、悩んでしまうことでしょう。

 

頭の中に次々と浮かび上がる空想や心配に、相撲のように四つに組んでいると、潰されたり、弾き飛ばされたりしてしまいます。

 

自分を攻めて来るものに対して「相手にしない」という態勢が整っていれば、傷付いたり痛める事はありません。

苦しまない為のアイデアが浮かばない時は、からだを動かして考えてみることです。からだを使うことは良き発想への「ヒント」に繋がります。

 

からだの動作には、避ける・捌く・流す・かわす・さがる・吸収する・移動する・逃げる・動き続ける・見切る・フェイントするなど、我が身を安全な位置に保ったり、身を守る技術がありますね。

 

 オリジナルの自己流の避け方、我が身の守り方を見つけていくことです。

 

剣の世界で云えば「妄想」を切り捨てる・一刀両断する「一瞬」で絶つ方法を、繰り返していく手段もあるでしょう。

 

一方で、何もしたくない「無気力」の状態を悲観などせず、気持ちが上向きになる時をじっと「待つ」、眉間のシワを伸ばしてゆるりと「待つ」気持ちを持ちましょう。

 

但し、自分とはしっかりと正面から向き合っていくことを続けて下さい!