心に描けるもの

オリンピックのメダリストや、一流のサッカー選手など、幼少時代の作文に将来世界一の選手になる「夢」を書いていた事例を、テレビなどで紹介されていました。

 

夢を現実に叶えていく人間の「力」とは不思議と、運命的な感覚すら感じます。

 

知っておきたい事は、自分が現実に出来ないもの、可能でない事は想像しない…。自分のからだの中にないものは、空想すらしない…ということです。

こうなりたい!こんな風になりたい!と憧れる気持ちを抱くこと自体、その人の器に叶った「理想像」なのです。

 

誰もがオリンピック選手や宇宙飛行士、政治家になりたいと思う訳ではありません。その人の力量に合った「夢」を描くのです。

 

心に描くもの、心に描けるものは、からだの奥底から「欲求」として湧き上がってきたもので、実現可能なことです。

からだからの要求を具現化していく人の共通点は、気の滞りなく、よい空想をイメージし続けられることです。

 

あれこれ頭を使わず「無心」のからだで夢に向かっていける人々です。

深い呼吸に包まれた、不安や恐れのない天心の状態です。

 

からだから「湧いてきたもの」には、素直に恐れず、気持ちよく向かっていきたいですね……。