こどもの「側わん症」

特に女児に多い病気ですが、4歳から9歳までの学童期と、10歳以上の思春期に発生するものと区別されています。

 

側わん症の原因としては先天性のもの・筋肉の異常によるもの・脳や脊髄の異常によるもの・遺伝性疾患等が挙げられますが、全体の8割以上は原因の分からない「突発性脊椎側わん症」と診断されるようです。

 

「突発性」の場合、今までのところ有効な予防法や治療法はないとされ、手術で背骨を固定・矯正する方法では、25度以上の背骨の側わんが対象となります。

 

手術の対象外とされるものでは、コルセットの装着や側わん症に効果があるとされる体操、代替医療や民間療法に頼るしかないようです。

 

童心舎では、まず立った姿勢で全身を支える股関節と骨盤の状態に着目し、股関節と骨盤を水平に保つことで、背骨が垂直に起き上がって行くことを目指す、矯正をしていきます。

 

矯正施術では、痛みはありません。

またカイロプラティクのように、ボキボキはやりません。

 

背骨の一番下に位置する尾骨・仙骨から、腰の骨・胸の骨・首の骨へとつながる、背骨全体の自然なわん曲が、正しく形成されるようにアプローチしていきます。

 

あわせて毎日ご家庭で出来る、運動療法をご指導いたします。