「側弯症」への取り組みと施術

 

側弯症は生まれつきの「先天性側弯症」と原因がはっきりしていない「特発性側弯症」に大きく分かれます。

特発性側弯症は思春期の女子に多く発症するとされ、現代医学では症状が「軽度」であれば、コルセットなどの装具を着用して矯正し「重度」であれば、金属を背骨にはめ込み固定する手術が治療とされます。

現代医学では未だ明確な治療法がないという中で「症状の変化を経過観察するしかない」というのも、歯がゆく不安な事です。

 

童心舎では骨盤と仙骨を基礎に伸びる背骨が、胴体の中心を真っ直ぐ伸びていく条件に注視し、日常動作の中に偏りや歪みなどを観察していきます。

動きの中心である「腰」の状態を整え、身体の重心が集まる「下腹」のあり方を大切に考えています。

 

立位や座位での生活基盤である、脚から骨盤までの均整をまず整え、上部の背骨が自然な形で無理なく、天に伸びていくような環境をからだの中に育てます。

背骨に付随する左右の深層筋が偏りなく動作し、左右均等になる運動訓練を、ご家庭で行なっていきます。

 

 

 ※側弯症への施術 3,500円/1回

 

施術では患者さんへの心のケアーも大切にし、不安なく日常生活を送れるサポートを心掛けております。

 

定期的な「施術」と家庭での基礎運動を日課として、からだ全体のバランス状態を観察していくことをお勧めします。