腰の力と行動力

考えたことを行動に移すという原動力は「腰の力」ということをご存知ですか?腹筋運動が何回できる、背筋運動が何回できるというような、筋力の話ではありません。

 

人間の腰の骨は全部で五つありますが、特に弾力があって反りがあることが、とても大切です。

 

もし腰骨の上、一番から三番までの間が硬張っている人がいたら、ああしよう、こうしようと思っていながら、行動に移すことが難しい人達です。

言葉では「明日からやろう……」などと言っていても、現実にはやれない。

物事を決断し、実際にやることが困難な身体になっています。

 

また、腰骨が飛び出している様な人を見掛けますが、考えたことを行動しにくい状態だと見ます。

頭の中で何かに取り組もう、何かを始めようと考えて決心したように見えても、それは頭の決心だけで行動が伴いません。

 

あれだけ宣言していたのに、何もやれない、行動できていない、裏切られた気持ちになった……などという経験はありませんか?

 

その人の言葉の本気度を知るには、その「腰」に触れてみる。

 

信頼していいのか、その言葉をまともに受けていいのかどうかを判断するには「腰」を観察してみる。

 

あなたの人を見る、判断基準のひとつに加えてみては如何でしょう!