今年もツバメがやって来ました。
親友のお宅では10日前から、去年子育てを終えた巣の中に、一羽が生活を始めたそうです。
ツバメの平均寿命は1年半、そして一生の間に渡って来れるのが2~3回と云われています。
飛行中、悪天候に命を落したり、カラスに襲われてしまったり、蛇や猫などに卵を狙われたり、巣が地面に落ちてしまうこともあるようです。
様々なリスクを背負いつつ、2000km以上離れたインドネシアやフィリピンから飛んできて、自分が育った巣に戻ってくる。
どうしてそんなことが出来るのだろう?と考え出すと、ツバメが愛しくて可愛くて、せめて日本で生活している間は、守ってあげたいと願います。
昔から、ツバメが巣を作るとその家に幸福をもたらす……と伝えられます。
ツバメの糞が嫌いで、追い払っているお宅も見掛けますが、優しく穏やかに、命を尊ぶ「気」が流れているところに、幸運も笑顔も流れていくような気がしてなりません。
我が家の軒先に、ツバメが留まれる足場を取り付けてみました。
これからとても楽しみです!