慢性疲労症候群へのこころみ

近年、女性を苦しめる原因不明の病として一般に知られる様になってきた病気ですが、その発生のメカニズムや効果的な治療法は、まだ確立されていない病です。

診断基準もハッキリとされていない部分があるようですが、下記の症状が現われるとされます。

 

慢性疲労症候群の主な症状として:

 極度の疲労感・微熱頭痛

 過敏症(音や光への)

 筋肉痛・関節痛・のどの痛み

 体温調節の崩れ

 リンパ節の腫れ・食欲不振

 思考力および集中力の低下 

 長時間立つことが出来ない など

 

周囲には元気そうに見えて、自分では元気でないということが理解されない…との訴えも耳にします

 

精密検査を受けても身体に異常が見つからないケースが多い中、患者さん自身が自覚できる「疲労」の背後に何が隠れているのかを、明らかにすることが第一です。

 

それには患者さんの日常生活おけるバックグランドを見つめ、精神的および肉体的環境を分析しながら、どのような状況から現在の心身の状態に陥ってしまうのかを共に観察していきます。

 

「同行二人」この姿勢で患者さんに接しております…。

 

まず気持ちの在り方やこころの状態・感情の在り方・人生観等、静かに自分と向き合う時間を設けてみます。

ご自身の価値観や生き方など、真の「我」を自覚しつつ、より良い方向を一緒に見つけていきましょう!